sitemap.jpgスイスの楽しみ-郵便バス-お勧めルート2025-02-15
grimsel.jpg 真夏のアルプス峠超え  アルプスの4つの峠超えを乗り換えすることなく楽しめるコース。出発はベルン・オーバーランドのメレンゲ発祥の地とされるMeiringenで、Grimsel–Nufenen–Gotthard–Sustenの峠超えを通るコースだ。Meiringen発は9時25分、着は18時10分。前日までに座席予約をする必要がある。オンライン予約
なお、これらの鉄道と直結していない、いわば観光路線に別途必要だったAlpine Ticketは2014年に廃止された。Meiringenまでの交通はSBBのサイトで検索できる 2020.01.15
lavaux1.jpg Lavaux 世界遺産葡萄畑  2007年にUnescoの世界遺産に登録されたレマン湖の北岸に連なる葡萄畑。 葡萄作りは古代ローマ時代から行われているとされ、11世紀にLutry, ChexbresCorsierの葡萄畑がロザンヌ司教区に寄贈されたことによって大きな栽培地域としての基礎が出来て、テラス式葡萄畑は修道僧たちの労働によって形成されたと言われる。テラス式葡萄畑の大部分は1750年と1830年の間に作られ、記録には Dézaley, Clos-des-AbbayesClos-des-Moinesの修道院所有の葡萄畑が挙げられている。その後、葡萄の栽培は次第に一般の農家に任されて行った。 宗教改革の嵐も生き延び、新しい支配者ベルンもワイン栽培の重要性を認め、管理のための役所を設立した。 Lavauxワインは高貴証書の交付を受け、正統スイスワインとしてスイス連邦から認証され、程なくイタリア、オランダ、ドイツに輸出されるようになった。(資料:COUTAZ, Gilbert, « Histoire de l’an 1000 à 1798 »)
鉄道でLausanneロザンヌまたはVeveyヴヴェーまで行き、地方鉄道線 S1またはS31 でCullyまで(共に10分足らず)行き、Postauto Puidoux行き(全線20分余り)に乗り換えるのがPostautoを使った行き方だが、バスは日に二往復、日曜祭日は運休で、実用的な選択ではない。 鉄道地方線は日中毎時2本出ており、EpessesSt-Saphorinなどの有名なワイン産地で途中下車して散歩や食事を楽しむのが妥当な選択だろう。 また船で湖上からワインを傾けながら眺めを楽しむ選択肢もあるが、本数が少なく、時間に余裕がある場合以外は難しい。 しかし、検討に値するコースではある。 また、足を伸ばして有名なChillonの城を訪問する可能性もある。 どの路線も運行時刻はSBBのサイトで検索できる。 2014.05.25
postautobivio12.jpg 郵便バスNews
SBB連邦鉄道の検索サイトが一段と充実して、豊富な情報が提供されている。また、スマートフォーン用のAppも多数提供されており、オンラインでチケット購入、予約も出来る。
*今年の9月以来、チューリヒ州のPostauto郵便バス130台の車内で無料WiFiが使える。 2018.02.14
busalpin.jpg 郵便バスNews
スイスは世界で最も公共交通網密度の高い国のひとつだが、それでもまだ公共交通機関では行くことの出来ない村や部落は少なくない。 山岳地方に公共交通網を広げる運動をしている団体Verein Bus Alpinはこれまで7つの地域(Gantrisch BE, Binntal VS, Greina/Bleniotal GR/TI und Moosalp VS、Chasseral NE, Alp Flix GR, Thal SO)と協定を結んでいるがこのほど更に3つの新メンバーBergün GR, Huttwil BE, Jura Vaudois VDを加えた。Postautoはこれらの地域のバス運営の60%を受け持っている。これまでの実績では年間数億円の経済効果が記録されており、新たに加わった地域も主要観光ルートからは外れているものの、訪れる観光客はこれまでも少なくないことから、地域活性化に寄与することが期待されている。運行は当面、夏の間の週末だけになるところが大部分だが、オンデマンドバスの投入なども検討されている。どの路線も運行時刻はSBBのサイトで検索できる。 2012.05.14
chriesweg.jpg スイスの桜名所 ヨーロッパでも桜の木は至る所に植えられており、春には勿論美しい花をつけます。 ただし、広い区域に植えられている桜の木は、日本からの贈呈によるベルンのバラ公園のものなどを除いては、食用サクランボを採るためのものであり、日本のソメイヨシノのような風情を見せるものはありません。 しかし、他の果樹と同様、春に咲く花は美しく、近年、アアルガウ州のGipf-Oberfrickでは桜花祭りが催されています。 今年の日程はまだ発表されていませんが、スイスの桜開花の平均月日は4月21日で、今年もこの日付の前後にGipf-Oberfrickの桜花祭りが開かれると思われます。 遊歩道の中ほどにはグリル施設などもあり、ソーセージを携えて訪れる花見客も見られます。昨年は木の下に座り込んで花見をする日本人も現れ、新聞記事にもなりました。 勿論、本来の目的である果実の熟す秋はもっと楽しい散歩となり、印のつけてある木からは自由にサクランボを取って食べることができます。 サクランボは新鮮な果実として食べられるだけでなく、その蒸留酒Kirschキルシュもチーズフォンデュー、ケーキZuger Kirschtorteなどに使われ愛されています。 なお、Frickは2001年に世界でも珍しい肉食恐竜の化石が発掘されたことでも有名です。
SBB連邦鉄道Frickまでチューリヒ、ベルンからそれぞれ50-80分ほど、バーゼルからは25から35分ほど、ジュネーヴからは2時間半ほどかかります。 そこから郵便バスで2,3分でGipf-Oberfrickに着きますが、徒歩でも15分ほどの距離です。 何れのルートもAaarau,BruggまたはOltenでの乗換えが必要です。 また、Aaarauで郵便バスに乗り換えて30分ほどのコース(SBBのページで検索できます)も考えられます。
2010.04.15 Chriesiwäg桜の道
valmora.jpg 郵便バスNews Postauto郵便バスのアルプス人気路線の座席予約がオンラインで出来るようになった。
Engadin-Meran Route,San Bernardino Route Express (Chur-Bellinzona),Palm Express (St Moritz - Lugano),Julier Route Express (Chur - St. Moritz),4-Pass Round Trip (Meiringen-Grimsel-Nufenen-Gotthard-Susten-Meiringen)が対象で、予約には住所の記載や事前のユーザー登録は必要ないが、人数と乗車時のパスポートや身分証明書との照合のために実名を記載する必要がある。また、予約時にクッキーが生成されるので、ブラウザーの設定でクッキーを許可していなければならない。クッキーはページを閉じると同時に消去される。
その他の路線は座席予約は不可能となっている。
なお、これらの鉄道と直結していない、いわば観光路線には公共団体からの助成金はなく、コストをカバーするべきAlpine Ticketを購入する必要がある。個別ティケットの価格には既に加算されているが、全線パスなどの利用者は別途Alpine Ticketを購入する必要がある。
Postautoオンライン予約

SBBスイス連邦鉄道のGA全線パス、Halbtaxabo半額パス、一日全線パスがこの6月1日からイタリアのLivignoまで有効になり、Pontresine-Bernina-Livigno, Zernez-Punt la Drossa-Livignoの両バス路線が利用できる。
どの路線も運行時刻はこれまでどおりSBBのサイトで検索できる。 2009.09.07
wegschweiz.jpg der Weg der Schweiz / la voie suisse スイスの道 1991年にスイス連邦(誓約同盟)誕生700年の祝賀がありましたが、その折りに各州が合意して、連邦発祥の地に歴史を跡付ける遊歩道が作られました。各州はその住民数に応じて建設に貢献しました。道はVierwaldstättersee(4つの森の国の湖)の南端部Urnerseeと称される部分を一巡りする形で作られています。道順は歴史的な出来事に呼応しており、Rütliがスタート地点になっています。終点は対岸のBrunnenです。途中には、ちょっと道を外れますが、町の中心にフリードリッヒ・シラーの戯曲のスイス人解放の英雄ヴィルヘルム・テルの像が立つAltdorfそして、Tellskapelleテルの礼拝堂、濁流に流された囚われのボートから飛び移ったTellsplatteテルの踊り場など、この劇を知っている人には胸躍る場所が幾つかあります。テルは架空の人物ですが、スイス建国の舞台は正にここです。伝説によるとRütliの草地で原スイス三州(Uri, Schwyz 、Unterwalden)の代表が支配者ハプスブルク家からの独立と永遠の同盟を誓約したとされています。歩いて一回りするのは大変ですが、バスや船を使って一回りしたり、一部分だけ歩いてみるのも一案です。たとえばルツェルンから船でRütliまで行き、歩いて10分ほどのスイス発祥の草地から始まるスイスの道を一時間ほどのSeelisbergまで行き、そこで郵便バスに乗り換えStansまで行き、鉄道に乗り換えるというコースが手軽ですが、標高差が350mの登りなので、足に自信の無い方は逆コースの方が良いかもしれません。船は両岸を行ったり来たりするので2時間ほどかかりますが、いろいろな名所を遠望できます。SeelisbergからStansまでは1時間ほど、Stansからルツェルンまでは30分足らずです。ルツェルンでは駅から船の発着所Bahnhofquai(バーンホーフケー)まで歩いて7分ほどかかります。ルツェルンまでは、チューリヒから直通列車で45分から50分程、ベルンからは1時間半ほど、直通の場合は1時間10分ほどです。AltdorfへはチューリヒからZug乗換えで1時間45分ほど、Flüelenでバスに乗り換えると、最短で1時間17分で町の中心に着きます、ベルンからは2時間半ほどかかります。全ての時刻は連邦鉄道SBBのサイトで検索できます。
2009.04.23
velohalter.jpg 郵便バスNews 郵便バス路線の多くに自転車ホルダーが設置されて、これまでの牽引車とあわせて、山岳ルートの全て、低地でも数多くのルートで自転車を積載することが出来るようになった。
積載台数に限りがあるので早めの予約が必要。
旅行提案サイトSwisseMobil の自転車ツアーの紹介。
2008
lamutta.jpg Parc La Mutta ラ ムッタ公園 Falera  メンヒルと呼ばれる巨石遺跡はヨーロッパ各地にありますが、スイスではグラウビュンデン州の北部Faleraにあるものが一般に知られている唯一のものです。建てられたのは今から3500年前、すなわち青銅時代とされており、長さ400mに34の石柱が等間隔で建っています。この石柱列を西に延長した線上に既に古代にも祭事が行われていた場所と考えられるLadirRuscheinの教会が建っています。また、東の線上からは5月21日と7月21日、すなわち夏の初めと終わりの日に日が昇ります。更にもうひとつの石は紀元前1089年12月25日の皆既日食の時間10時17分の太陽の位置を示していると考えられています。もうひとつの石は農業の冬の初めと終わりとされる11月11日と2月2日の正午の太陽の位置を示しています。それぞれの石にはそれらの意味を表わす象徴的な印が刻み付けられています。この、最近の30年ほどの間に調査、復元された施設は個人でも自由に見学できますが、ガイド付きのツアーもあります。この地方Surselvaはスイス第四の公用語レトロマン語が最も盛んに話される地方としても有名です。
交通の便は、チューリヒから1時間に2本出ているChur行きの列車でChurまで行き、そこからスキー場で有名なLaax乗り換えで郵便バスを乗り継ぎます。 所要時間は2時間25分から2時間50分です。
 問い合わせ、予約: Flims Laax Falera Tourismus Falera: Tel. + 41 81 921 30 30、 Flims: + 41 81 920 92 00, Laax: + 41 81 920 81 81. 
E-Mail: info@flimslaaxfalera.ch
chasseral2.JPG Chasseralシャスラル アルプス観光ルートから遠く離れているため国際的な知名度は無いに等しいジュラ山脈は地質時代の名前になっていることからも分かるようにアルプスよりもはるかに早い時期に成立した山脈です。アルプスに比べて標高は低く、氷河も無いことから海外からの観光客が訪れることは少ない地方ですが、幾つかの知る人ぞ知る観光ポイントがあります。ここで紹介するChasseralシャスラルは1979年に独立したスイスの最も若い州ジュラ州にありますが、売り物はなんといってもその眺望です。 足元にはベルン、ヌシャテル、フリブール、ヴォーの各州に岸を接するビール、ヌシャテル、ムルテンの湖があり、遠くには(これにはかなりの天気の幸運が必要ですが)スイスアルプスの全ラインを見ることができ、振り向くとフランス領まで見ることができます。幾つかのルートがありますが、山脈の雄大さが実感できる北側からのルート(St-Imierからのバス)がお奨めです。短い有料道路の終点には大きなレストランがあり観光客の需要に応えていますが、夏の間だけの営業です。
バス時刻表は連邦鉄道SBBのサイトで検索できるようになりました。St-Imierまでは鉄道で、チューリヒから2時間足らず、ベルンからは1時間から1時間半、ジュネーヴからは2時間とちょっとの距離です。Biel/Bienneビール湖の船旅でLa Neuvevilleまで行き、そこからバスを乗り継ぐロマンティックなコースも考えられるが、バスが日に2本しか出ておらず、接続も悪いことから、途中一泊できるほどの時間に余裕のある方にしかお奨めできない。
 問い合わせ、予約:  ASIC  c/o novicar 2720 Tramelan  032 486 93 37 Fax 032 486 93 50 Hotel Chasseral
muestair03b.jpg Müstair ミュスタイルの谷 グラウビュンデン州エンガディン地方の最奥の地は古代ロ-マ人が残したスイス第四の公用語レトロマン語の牙城でもありますが、厚い石壁の家が建つ村々を通り過ぎイタリア領に入ろうとするところにカロリング朝(中世初期)時代の修道院Son Jonが突然姿を現します。 世界文化遺産のこの歴史的建物は現在ベネディクト派の尼僧院です。 施設は修道院、教会、博物館その他から成り、教会は毎日開いています。 ミュスタイルへの郵便バスはZernezツェルネッツから出ています。 ZernezはUnterengadin下エンガディンへの入り口ですが、スイス唯一の国立公園の入り口でもあります。 バスルートは下エンガディンの村々とFuornpassオーフェン峠越えを通ってミュスタイルの谷に入り、更にイタリアに至っています。 終点のMalles/Mals(イタリア)からは近年再開されたVinschgauerbahnヴィンシュガウ鉄道Meranoメラーノ経由、Bolzanoボルツァーノまでの直通列車が出ています。
時刻表 Zernezへはチューリヒから鉄道でLandquart乗換えで2時間半程かかります。郵便バスZernez-Mallesルートは夏の間は毎日15本程運行されており、Müstairまでの所要時間は1時間ほどです。  問い合わせ、予約:AutoDaPosta Svizzer SA Tel.081 864 16 83 FAX 081 864 91 48 graubuenden@postauto.ch
ミュスタイルの谷観光問い合わせ
postauto15s 期間限定 五月半ばから六月の初めまで、数千年前まで二つの氷河のぶつかる所だった名残の高原湿地帯に開かれた自然公園ゼーレーガー モールSeleger Moorでは数十万本の石楠花(Rhododendron)とツツジ(Azalee)が一斉に花開き、その香りと、その蜜を求める数限りない昆虫の羽音で視、嗅、聴覚を一度に満足させる。 開園しているのは五月初めから七月末までで、六月からは睡蓮が目を楽しませる。 チューリヒからのゆったりとした日帰りに好適のコース。
 入園料は5,6月が7フラン、7月は6フランで、16才以下は無料。  問い合わせ:Seleger-Moor-Stiftung, tel. 044 764 11 19 または tel. 044 278 50 20, Affoltern a. A. からPostauto 223 で Seleger Moor(リッフェルスヴィルRifferswil)まで。 アッフォルテルンAffoltern まではチューリヒから近郊列車S9で、切符はチューリヒ交通連合ZVVの自動販売機で通しで買えます。チューリヒ中央駅からの所要時間は43分。 Postauto
romainmotier1 隠された宝 Romainmôtier ヴォーVaud州の西の外れジュラ山脈の足元の鄙びた地方の人口400人の小さな町に思いもかけぬ古い荘厳な建物が立っている。ロマンモティェーRomainmôtierの僧院教会は伝説によると五世紀半ばにRomanusとLipinusという二人の僧によって創始されたとされるが、歴史に修道院の名前が現れるのは百年近く遅れる。 753年にはローマ法王から聖別され、10世紀にはクリュニーCluny教団の手に落ち、修道院は僧院に格上げされ(現在の建物は11世紀のブルゴーニュ期のもの)、栄えてきたが、宗教改革により苦難の時期を迎える。 侵略主義者ベルンはヴォー州をその支配下におき、僧院も建物、祭壇、聖なる像を破壊し、壁画を白い色で塗り潰してしまった。 しかし、この行為により、運命の皮肉というべきか、壁画は長い世紀を通じ良好な保存状態に置かれることになる。1992年からほぼ10年の時間と1400万フランの金を費やして修復が行われ、人気のあるハイキングコースダン-ド-ヴォリォンDent de Vaulionからの格好の寄り道となっている。
案内Site officiel de la Commune de Romainmôtier-Envy  いろいろなルートが考えられるがロザンヌLausanneからモルジュMorgesさらにアップルApplesと電車を乗り継ぎ、そこからリルL'Isle乗換えでロマンモティェーまで郵便バスを利用するか、ロザンヌからクロアCroyまで電車で行き、郵便バスに乗り換えるというのが実用的なコースです。 ベルンからは2時間あまり、チューリヒからは最低でも3時間あまりかかります。ジュネーヴからはルナンRenens経由で1時間少々です。
楽天トラベルEUROPE ヨーロッパ
suissesouvenir.jpgスイスのおみやげ
wienerrose.jpgオーストリアのおみやげ